ドッグトレーニング

「圧(あつ)」

一般には聞き慣れない言葉かもしれませんが、ドッグトレーナーの使う業界用語に「圧(あつ)」という言葉があります。

“オーラ”や“エナジー”という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、それに近い物だと思います。

そして、この「圧」ですが目には見えませんが確かに存在すると僕は思います。
正確には“存在する”というより“有効である”と思っています。

支配欲が強く普段は人の言うことを聞かない犬なのに、ある人の言うことは素直に従う、ということを見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。

それはその人の持つ「圧」が犬に伝わっているからです。

僕は支配欲の強い犬(自分の思い通りにしたがる犬)に対して「圧」を使うときには心の中で「絶対に譲らない、自分の要求を通す」という強い意志を持つようにしています。

意志が弱いと犬が降参する前に「もうだめだ」とこちらが諦めてしまい犬を勝たせてしまうことになってしまいます。
まるで“にらめっこ”ですね。

現に犬同士のコミュニケーションを観察していると、何の前触れもなく遊びを始めたり、目が合っただけでケンカを始めたりしています。
つまりアイコンタクトだけで意思疎通を図ることが出来ているということです。

僕は「圧」とは「態度」だと考えています。
そして、「圧の強さ」「意志の強さ」と考えます。
そして、「意志の強さ」「自信の強さ」だと思います。

そして、この“自信”というのは“経験”によって強化されていきます。
つまり、“今まで上手くいってきたという実績”が自信を生みます。
そしてその実績とは日常の生活の中で繰り返されるものです。

この事からも僕が日頃言う「日常の中から飼い主が主導権を取っていかなければいけない」ということが言えると思います。

日頃から犬をコントロール出来ていなければ、いざこちらの要求を通そうとしても出来る気がしませんし、その自信の無さは犬に伝わります。
そんな人の言うことは犬も聞いてくれないでしょう。

犬が言うことを聞いてくれないと悩んでいる人は、ぜひ日頃から主導権を取れているか意識してみて下さい。
主導権を取ろうとするあなたの姿を犬は見ています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは、また!

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